皆さん、アメリカのふどうさん今回は、アメリカの銀行口座から送金する際に求められることがあるABA(エービーエー)について解説していきます。
そもそも銀行の海外送金は結構大変!?
銀行を通しての海外送金を実際にしたことある方なら、すでにお分かりだと思いますが、銀行の海外送金は本当に厄介なものです。全てを英語で記載しなければいけませんし、「.」「,」など入力漏れがあったりするだけで、送金ができなかったりします。
今回は、アメリカとの銀行送金において、でてくる「ABA(エービーエー)」という言葉について紹介していきます。
ABA(応用行動分析)とは全くの無関係!
一般的にABA(エービーエー)と検索するとヒットするのは、応用行動分析(Applied Behavior Analysis)です。応用行動分析(ABA)とは、スポーツや教育をはじめたとした多分野で活用されている心理学の行動分析のことを指します。
今回取り上げるABA(エービーエー)は、応用行動分析とは全くの別物なので、間違えないように気を付けましょう。
銀行の海外送金で求められるABA(エービーエー)とは?
ABA(エービーエー)番号は、アメリカの銀行コードで、Routing Number(ルーティングナンバー)やTransit Number(トランジットナンバー)とも言われることもあります。ABAは、American Bankers Association(米国銀行協会)の略称で、ABA番号は1910年にアメリカで使われ始めました。ABA番号は9桁と決められています。
※出典:The Balance
ABA(エービーエー)の概念は日本で存在しない!?
アメリカの銀行口座からオンラインバンキングで日本にお金を移動させる場合、ABA(エービーエー)番号を求められる場合はありますが、日本ではABAというコードは存在しません。もし、銀行のオペレーティングスタッフと話している最中に、ABA(エービーエー)番号を求められた場合、日本にはABA番号自体が存在しないことを伝え、SWIFT codeやBIC codeで対応してもらうようにしましょう。
銀行用語であるABA(エービーエー)とその関連用語
ここでは、ABA(エービーエー)番号の関連用語をいくつか紹介しておきます。
IBAN(アイバン)・・・IBANとは、International Bank Account Number(国際銀行口座番号)の略称で、主に欧州エリアで採用されている銀行口座の所在国、支店、口座番号を特定するための統一された規格コードです。IBAN(アイバン)は、日本では使用されていません。
SWIFT Code(スウィフトコード)・・・SWIFT codeとは、国際送金を行う際に、相手の銀行を特定するための【金融機関識別コード】で、国際送金業務を行う金融機関が全て有しているコードのことです。ときには、BIC codeと呼ばれることもあります。SWIFTコードは、8桁もしくは11桁と定められています。
終わりに
ここまで、アメリカの銀行と海外送金する際に求められるABA(エービーエー)番号について紹介してきましたが、如何でしたか?この記事が少しでも役に立っていると幸いです。
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